「本棚を見れば人が分かる」という言葉がある。
読んだ本を見れば、興味や知識の傾向が読み取れるということだろう。プロ野球選手は、どんな本を読んできたのか。気になるところだ。11日から、DeNAの7選手が、横浜市中央図書館など神奈川県内の4図書館と提携し、おすすめの本を選んだ。
野球関係の本が多いかと思えば、そうでもない。いくつか紹介する。
◆佐野恵太主将(広陵高-明大)「道をひらく」(松下幸之助著) パナソニックの創業者で「経営の神様」と言われた人物が書いた短編随想集。DeNAではルーキー加藤大投手(横浜隼人)が入寮時に持ち込んだ本でもある。
◆大貫晋一投手(桐陽高-日体大-新日鉄住金鹿島)「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」(岸見一郎、古賀史健著) いわゆる「アドラー心理学」について日本人の研究者とライターが、対話形式でまとめた本。すべての悩みは対人関係であり、幸福は仲間にどう貢献できるかであるという。
◆東克樹投手(愛工大名電-立命大)「バビロン 大富豪の教え」(ジョージ・S・クレイソン著) 1926年に米国の短編寓話(ぐうわ)を発行し、単行本化された。漫画版もある。カバー範囲は資産形成だけでない。
夏休み、気になった本を手に取ってはいかがだろうか。この他に、山崎康晃投手、今永昇太投手、関根大気外野手、坂本裕哉投手が本を紹介している。紹介された本を読んでから、試合後のコメント読めば、味わいが増すはず。【斎藤直樹】