<ソフトバンク3-0日本ハム>◇13日◇ペイペイドーム
厳しい後半戦スタートとなった。日本ハムは13日、ソフトバンク戦(ペイペイドーム)で、リーグ戦を再開。4回に西川遥輝外野手(29)が二盗を決めて、通算299盗塁で現役最多に並んだが、見せ場はこの1度だけ。相手先発の昨季パ最多勝右腕の石川柊太投手(29)ら強力投手陣に手も足も出ず、今季最少わずか1安打、14三振で、今季8度目の完封負けを喫した。
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悲しいくらいに、くるくる、くるくる、バットが空を切った。最下位からの巻き返しを期して、迎えた後半戦初戦。相手先発の石川に、残酷なほど力の差を見せつけられた。7回までに喫した三振は11個。栗山監督は「相手のことを言うつもりはないけど、ボールは良かったよ。本当に良かった」。珍しく相手の感想を口にし「どこかに突破口があると思ってやったけど、全く付け入る隙がなかった。だけど、それじゃあ、ダメなんだ。それでも、何とかしないといけない」と、自分を責めた。
唯一の見せ場は、4回に中前打で出塁した西川が決めた二盗ぐらい。1死から、セーフティーバントの構えで揺さぶると、カウント1-2から、この日、チーム唯一となる安打を放って、すかさず次の塁を盗んだ。今季12盗塁目は、阪神糸井に並ぶ現役最多タイの通算299盗塁。一緒に自主トレを行う憧れの背番号7の先輩に追いついた。
結局、チームが二塁を踏んだのは、この1度だけだった。14三振で今季8度目のシャットアウト負け。「こっちも目いっぱい、いっているんだ。でも(選手たちの)見た目は、元気がなさそうにも見える」と不安をのぞかせた指揮官は「悔しい思いが、たくさん集まれば集まるほど、大きな力になる。明日から必ずやってくれると、こっちは信じてやるしかない」と、必死で前を向いた。【中島宙恵】
▽日本ハム加藤(自身6連敗で6敗目)「立ち上がりに先制点を与えて、流れを悪くしてしまいました」