広島坂倉将吾1発含む2安打2打点も「力になれなかった」守備では課題残す

阪神対広島 6回表広島1死、坂倉は右越え本塁打を放つ(撮影・宮崎幸一)

<阪神9-3広島>◇14日◇京セラドーム大阪

広島坂倉将吾捕手(23)が、1発を含む2安打2打点と気を吐いた。「5番捕手」で先発出場。初回2死一、二塁から先制の左前適時打を放ち、2試合連続打点を記録。さらに6点を追う6回1死からは、阪神二保の内よりの変化球を引っ張り、弾丸ライナーの右越え5号ソロをかました。「いい感じで打てた。点差も離れていたので、とにかく塁に出ようと思っていた」と振り返った。

守備では課題を残した。バッテリーを組んだ先発九里が、4回を投げ、3被弾など10安打7失点で6敗目を喫した。坂倉は「なんとかしないといけなかったという中で、力になれなかった。勉強していかないといけないと思います」と反省した。