阪神佐藤輝明9回2死満塁でダメ押し打! 球団新人単独3位の58打点

DeNA対阪神 9回表に右前適時打を放った佐藤輝は攻守交代でベンチへ戻るときにガッポーズを見せる(撮影・加藤哉)

<DeNA2-5阪神>◇18日◇東京ドーム

阪神佐藤輝明内野手(22)が、ダメ押しの適時打でDeNAを突き放した。2点リードの9回2死満塁。前日17日に空振り三振に仕留められた左腕桜井から右前打を放ち、貴重な1点を追加した。「チャンスだったのでヒットが出てよかった」とリベンジ成功に納得顔だ。

これで今季58打点目。球団新人打点記録で1948年(昭23)の別当薫の57打点を抜き、単独3位に浮上した。

「打点を挙げるのはいいバッターだと思うので、チャンスで打ったり勝負強い打撃ができるように頑張っていきたい」

豪快な1発だけではない。好機に1本を出せる5番打者になりつつある。矢野監督も「2点と3点じゃ全然違う。相手に与えるダメージも大きい。しぶとく打ったというところも価値がある打点」とたたえた。

4番大山の適時打で同点に追いついた直後の8回無死二、三塁では、左腕エスコバーから四球をもぎ取った。フルカウントから、今季6打数無安打2三振の天敵が投じた外角スライダーを見逃し、その後の勝ち越し劇へつなげた。「良いピッチャーですし、しっかり粘って見切れた」。2本塁打の翌日は2安打1打点で、後半戦の打率は4割9厘。怪物ルーキーが上り調子の夏を過ごす。【中野椋】