ソフトバンク栗原陵矢4番の意地「気持ちだけで打席に」3安打2打点も敗戦

ソフトバンク対ロッテ 9回裏ソフトバンク無死、栗原陵矢は右越え本塁打を放つ(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク3-5ロッテ>◇20日◇ペイペイドーム

ソフトバンク栗原陵矢捕手が4番の意地を見せた。6回、柳田の適時二塁打で1点差とすると二木のフォークを中前に運び同点に追いついた。「(先発の)マルちゃんが頑張っているので、何とか追いつくという気持ちだけで打席に立った」。

3点を追う9回裏には先頭で益田から右翼席へ11号ソロ。チームは後半戦初黒星を喫してしまったが、6月30日の西武戦(北九州)以来の1発で5月26日の中日戦(バンテリンドーム)以来の猛打賞も記録。打撃は上向きなだけに「4番」のバットに期待大だ。