阪神近本光司が先頭打者弾「初球をしっかり」球団歴代6位の通算8本目

阪神対DeNA 1回裏阪神無死、右越えの先頭打者本塁打を放つ近本(撮影・清水貴仁)

<阪神-DeNA>◇26日◇京セラドーム大阪

阪神近本光司外野手(26)が1回に今季4本目、通算8本目の先頭打者本塁打となる9号先制ソロを放った。

チームが今季3戦3敗と苦手とする先発左腕坂本の初球143キロ外角直球を右中間スタンドへ運んだ。「初球の真っすぐをしっかりとスイングすることができました」。この試合前まで近本の対坂本は8打数2安打0本塁打だった。

先頭打者本塁打通算8本は球団では歴代6位で、9本で5位の吉田義男にあと1本と迫った。

24日DeNA戦での8号以来2戦ぶりの1発となった。今季の9本中4本が京セラドーム大阪と相性がいい。近本は1年目の19年、2年目の20年といずれも9本塁打で自己最多タイに並び、自身初の2桁も見えてきた。