巨人山口俊2回4失点KO、自らの失策でつまづきビシエドに2度痛打浴びる

中日対巨人 1回裏を終え、浮かない表情で小林(右)と話をする山口(撮影・狩俣裕三)

<中日4-1巨人>◇27日◇バンテリンドーム

巨人山口俊投手(34)が2回5安打4失点(自責3)でKOされた。

立ち上がりにつまずいた。1回先頭、中日京田の一ゴロで一塁ベースカバーに入るも、中田のトスを完全捕球できず記録は自身の失策。安打と四球で無死満塁とされ、4番ビシエドに右翼への2点適時打を浴び、先制を許した。

後続はなんとか抑え、この回追加点は与えなかったが、2回も安定感のある投球は見せられなかった。2死二、三塁からまたもビシエドに中前へ2点適時打を浴びた。2回5安打3四球の4失点。3回の攻撃で代打を送られ、マウンドを2番手戸根に託した。

山口は、後半戦はいまだに勝ち星なし。前半戦最後の登板の7月14日ヤクルト戦(東京ドーム)から4戦未勝利となった。