阪神15イニングぶり得点から打線爆発 復帰マルテ快打、5点差追いつく

阪神対中日 5回裏阪神1死満塁、右中間を破る走者一掃の適時二塁打を放ったマルテは塁上で雄たけびをあげる(撮影・清水貴仁)

<阪神5-8中日>◇31日◇甲子園

猛虎打線が5回、一気に5点差を追いついた。5点を追う5回、先頭の6番糸原、7番小野寺の連打で無死一、三塁のチャンスをつくり、続く梅野が「自分も何とか続きたい」と右中間へ適時二塁打を放ってまず1点。28日広島戦(マツダスタジアム)の9回から無得点が続いていたが、15イニングぶりに得点を刻むと、さらに打線が爆発した。

なおも無死満塁とした後、近本の左前適時打でこの回2点目を奪い、中日先発福谷をKOした。近本は「チャンスだったので初球から思い切って打ちにいきました」と笑顔。中野が倒れ1死後、この日1軍復帰し後半戦初出場となるマルテが、右中間を深々と破る同点の適時二塁打。2番手藤嶋の高めスライダーを逃さなかった。約1カ月ぶりの甲子園での試合に、虎党たちはメガホンをたたき、大盛り上がり。マルテも「あの場面で同点に追いつくヒットを打つことができてよかったよ」と、二塁ベース上で右手を挙げ、渾身(こんしん)のガッツポーズを見せた。

大山、佐藤輝をスタメンから外し、球団初の助っ人クリーンアップトリオを形成するなどのテコ入れで、湿りがちだった猛虎打線が勢いを取り戻した。