中日福留孝介V打「積極的に」球界現役最年長がチームけん引

阪神対中日 ヒーローインタビュー後、笑顔で記念撮影に応じる福留(撮影・上山淳一)

<阪神5-8中日>◇31日◇甲子園

球界現役最年長の中日福留孝介外野手(44)が、一振りで勝利を呼び込んだ。中日移籍後初めて、8年間慣れ親しんだ元本拠地、甲子園での阪神戦に「5番右翼」で先発出場。5-5で迎えた7回2死一、二塁で決勝二塁打を放ち、今季阪神戦初打点をマークし、古巣ファンにも存在感をアピールした。

「どんな球でも初球から積極的にいこうと思っていた」。阪神3番手及川の147キロの直球を見逃さなかった。打球は勝ち越し阻止の前進守備をあざ笑うかのように右翼フェンスを直撃。二塁ベース上でガッツポーズを作り、24歳差と親子ほど年の離れた及川に貫禄の違いを見せつけた。

今回の遠征は兵庫の自宅から球場入り。この日はチームバスが球場入りする前の阪神練習中にスタンドの外野フェンス沿いをランニング。「チームに無理を言ってやらせてもらっているが、気持ち的に違う」。家族と過ごすリフレッシュ効果も、活躍を後押しした。

チームは今季最多の17安打、8得点で3位阪神に勝利。「みんな自分のできることを1つ1つやって結果が出た。明日につなげるようにやっていきたい」。衰え知らずのベテランが、チームをこれからもけん引する。【伊東大介】

 

▽中日田島(3番手で1回無失点2勝目)「抑えられて良かったです」