阪神西勇輝100勝7度目持ち越し 6回3失点も「最後までしっかり応援」

阪神対巨人 6回表巨人2死二塁、亀井は右適時三塁打を放つ(撮影・上山淳一)

<阪神7-3巨人>◇3日◇甲子園

阪神西勇輝投手(30)が6回6安打3失点の粘投で、チームの勝利につなげた。「チームみんなで勝ち越してくれましたし、チームが勝つことが一番なので」。自身のプロ通算100勝は、7度目の持ち越し。それでも最後はベンチ前でナインを笑顔で迎え入れ、ともに喜びを味わった。

初回を無失点で立ち上がると、2回から3イニング連続で3者凡退。しかし5回先頭の亀井に中前打を許すと、1死一、三塁から松原に先制の中越え適時三塁打を浴び2点を献上。粘投したが6回にも1点を失い、マウンドを譲った。

西勇は6月18日巨人戦(甲子園)で今季4勝目を挙げ、プロ通算100勝に王手をかけた。しかし6月25日DeNA戦(甲子園)から足踏みが続き、またも節目の勝利はお預けとなった。