広島栗林が自己最速155キロ 連続四球も併殺に打ち取る「さすが」監督

ヤクルト対広島 会沢(右)と勝利を喜びあう広島あ栗林(撮影・野上伸悟)

<ヤクルト2-4広島>◇4日◇東京ドーム

広島の守護神栗林良吏投手が2点のリードを死守し、23セーブ目を挙げた。

先頭の山田、村上と連続四球で大ピンチを招いたが、サンタナを1球で遊ゴロ併殺打に。2死三塁で坂口を相手に、1ボールからの2球目、自己最速を1キロ更新する155キロ直球で空振りを奪うと、最後はカットボールで投ゴロに仕留めた。13試合連続無失点と無双を続ける右腕に佐々岡監督は「あそこでしっかりゲッツーが取れるのは大きい。さすがの投球です」と褒めちぎった。