阪神大山悠輔が逆転サヨナラ弾「死ぬ気で打ちに」首位返り咲き/一問一答

阪神対巨人 9回裏阪神無死一塁、大山が(右から2人目)サヨナラ左越え2点本塁打を放ち、盛り上がる阪神ナイン(撮影・上山淳一)

<阪神4-3巨人>◇4日◇甲子園

阪神が大山悠輔主将(26)の逆転サヨナラ弾で、8月28日以来、1週間ぶりに首位に返り咲いた。

1点ビハインドの9回無死一塁、巨人の守護神ビエイラを捉え、左翼席へ15号2ラン。自身2本目の逆転サヨナラ弾だった。甲子園の虎党は大興奮のサヨナラ劇でも、大山は冷静にお立ち台で言葉を紡いだ。

大山のお立ち台での一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

お立ち台に立つと割れんばかりのメガホン音。大山は一礼で応える。

-今の心境は

「本当にうれしいです」

-あの場面、どんな思いで打席に入ったか

「いやもう死ぬ気で、打ちにいきました」

-打った瞬間確信していたように見えた

「入ってくれと思って走ってたんですけど、入ってくれてよかったです」

-首位浮上のサヨナラ弾となった(質問が聞こえないほどのメガホン音。大山は聞き返す)

「そうですね、本当に大事な1試合っていうのはずっと分かっていたので、勝つことができてよかったですし、ここで油断することなく、また頑張りたいと思います」

-去年も一昨年もサヨナラ弾を打っている。今年のサヨナラホームランは

「うれしいです」

-昨日に続いてお立ち台。完全復活か

「1試合1試合頑張りたいと思います」

-最後にファンへメッセージ

「明日も頑張ります。応援よろしくお願いします」