阪神、サンズと大山の「新3番、5番」がマルチ 新中軸が勝利のスパイスに

広島対阪神 6回表阪神1死満塁、勝ち越しの中前適時打を放つサンズ。投手大瀬良(撮影・前田充)

<広島1-4阪神>◇11日◇マツダスタジアム

阪神は4番ジェフリー・マルテを挟むジェリー・サンズ、大山悠輔の新3、5番がマルチ安打を放った。

3番サンズは6回無死一塁で四球を選び、直後のマルテの決勝弾につなげた。3打数2安打3出塁に「どんな形であれ、チームの勝利に貢献したいという思い。もっともっと状態を上げて、勝ちにつながる仕事をしていきたい」と力強い。

大山は「4番三塁」だった8月27日以来、12試合ぶりにクリーンアップに戻り、5打数2安打。4試合連続安打で、9月は打率4割1分2厘と調子を上げている。それぞれが機能したサンズ、マルテ、大山の新中軸も勝利のスパイスになった。