ドラフト候補の中大・古賀「春につかんだ感覚継続」ラストシーズンに好発進

中大対駒大 7回表中大1死、左前打を放つ古賀(撮影・横山健太)

<東都大学野球:駒大7-1中大>◇第1週第1日◇13日◇神宮

ドラフト候補に挙がる中大・古賀悠斗捕手(4年=福岡大大濠)がラストシーズンに好発進した。

4番に入り、右中間に二塁打、1四球を選んだ後には左前打しての2安打。1-7と大敗した中、存在を見せつけ「春につかんだ感覚を継続しようと(練習を)やってきました」と話した。それまで足を上げてタイミングをとっていたものを、ノーステップに変えた。結果、春季リーグでは3割4分1厘、3本塁打してベストナインにも選ばれた。

「自分は、体の開きが早いし、タイミングをとるのが下手なんで。ボールの内側にバットを入れていく感覚です」と、今春からのノーステップ打法を説明した。主将も任されており「春2位に終わった悔しさがある。秋は全員で優勝する。その中でチームのために結果を出せれば」とラストシーズンにかける思いを話していた。