オリックス宮城大弥6回途中3失点、対パ今季初黒星「投げ切りたかった」

楽天対オリックス 5回に2失点したオリックス先発の宮城(撮影・たえ見朱実)

<楽天4-1オリックス>◇14日◇楽天生命パーク

今季対パ・リーグ15戦負けなしのオリックス宮城大弥投手(20)が6回途中3失点、リードを許した展開でマウンドを降りた。そのまま味方が逆転することなく、ついにパ・リーグ相手に今季初黒星となった。

初回2死から、浅村に右翼ポール際へソロ本塁打を放り込まれて今季楽天戦初失点。5回には2死二塁から山崎剛に中前適時打を許した。その後満塁とピンチを広げ、島内に対して自身初めての押し出し四球でこの回2点目を奪われた。

6回先頭の茂木に四球を与えたところで降板。5回0/3を6安打3四球3失点だった。「任されたイニングはなんとか投げ切りたかったですし、ゲームを作ることができず悔しいです」とコメントした。

今季の楽天戦は2戦2勝で、16回を投げ無失点と好投。この日も力投を見せたが12勝目とはならなかった。試合前時点では11勝1敗で阪神戦のみの黒星。パ・リーグ相手に今季16戦目にして初めて土を付けられた。