阪神近本光司フェンス激突「問題なし」直後の9回、四球選び同点弾呼ぶ

ヤクルト対阪神 8回裏、守備でフェンスにぶつかるも手を挙げ「問題なし」をアピールする阪神近本(撮影・清水貴仁)

<ヤクルト4-4阪神>◇14日◇神宮

阪神近本光司外野手(26)が今季46度目のマルチ安打をマークした。

7回には中野拓夢内野手(25)の適時打につなげる二塁打を放った。8回裏2死一塁の中堅守備では、オスナの中堅左への飛球を追いかけ、フェンスへ激突。しばらく動けなかったが、その後自ら立ち上がりベンチへ手を挙げ「問題なし」をアピール。直後の9回表は先頭で四球を選び、ジェフリー・マルテ内野手(30)の同点弾を呼んだ。矢野燿大監督(52)は「チカはちょっと大丈夫だと思っているんだけど。そんな大きな離脱とか、そんなんは現状ではないと思う」と状態を説明した。