三菱重工East本戦王手 ルーキー中山遥斗が貴重な先制ソロ 都市対抗

三菱重工East対ENEOS 三菱重工East1回表2死、右中間へ先制ソロ本塁打を放つ中山(撮影・古川真弥)

<都市対抗野球大会西関東予選代表決定リーグ戦:三菱重工East4-1ENEOS>◇15日◇横浜スタジアム

三菱重工Eastが4-1でENEOSを下し、本戦出場に王手をかけた。16日の東芝戦に勝てば、出場が決まる。1勝1敗となったENEOSは、16日に東芝が敗れれば本戦出場となる。東芝が勝った場合は3チームが1勝1敗で並ぶため、27日からの代表決定トーナメントに持ち越される。

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三菱重工Eastのルーキー中山遥斗内野手(23=国学院大)が右中間に貴重な先制ソロを放った。初回2死。粘った7球目の直球を仕留めた。「変化球はカットして、直球を狙っていました。投げる球がなくなったと感じていました」と狙いどおりの打撃を見せた。

新人ながらも今季ここまで9本塁打。「チームが負けたら(2番の)安田さんと(4番の)小柳さんのせいと思って、伸び伸びプレーさせてもらっています」と場を和ませた。16日の東芝戦にも勝って、本戦出場を決める。