東大が外野守備の乱れから大敗「明日は食らいついて相手を焦らせたい」主将

慶大対東大 7回表慶大2死一、二塁、代打橋本典(手前)は投手内野安打で一塁にヘッドスライディングしセーフ。中央は東大松岡由(撮影・浅見桂子)

<東京6大学野球:慶大15-1東大>◇第1週第1日◇19日◇神宮

東大が外野守備の乱れから大敗した。

2回2死後だった。一、二塁の場面で慶大福井の放った左翼への飛球を、安田拓光外野手(4年=三鷹中等教育)が見失った(記録は三塁打)。直後に2ランを浴びて、この回4失点。勝負の行方が早々と決まってしまった。

春のリーグ戦では最終戦で法大を2-0で破り、続いていた連敗を64で止めた。今夏はコロナ禍の影響で北海道合宿こそ中止になったが、連敗阻止のプレッシャーを感じることなく、練習を消化できた。そんな中、迎えた秋の初戦は、苦い結果になった。

大音周平主将(4年=湘南)は「シートノック中も、(青)空と風もあって見えづらかった。こういう日もある。明日は食らいついて相手を焦らせたい。何があるか分からないんで」と言い聞かせるように話した。