【データ】ヤクルト村上宗隆、新庄以来25年ぶり4番初回満塁弾 初回好調

セ・リーグで初回4番打者の満塁本塁打

<DeNA2-5ヤクルト>◇21日◇横浜

ヤクルトの「55」が“ゴジラ”の背中を追い、リスタートした。1回無死満塁。村上宗隆内野手(21)は初球の高めに抜けた116キロカーブを振り切った。右翼席中段へ突き刺す、自身自己最多タイの36号グランドスラム。プロ3本目の満塁弾が通算101本目のアーチとなった。

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4番村上が初回に満塁本塁打。村上の満塁弾は19年7月3日広島戦、20年7月2日広島戦に次いで3本目。試合で最初に満塁弾を打つチャンスがあるのは初回の4番打者。珍しい初回4番打者の満塁弾は今年の8月22日に中村(西武)が記録しているが、セ・リーグでは96年10月9日新庄(阪神)以来、25年ぶり10人、11度目。ヤクルトでは67年10月15日ジャクソン、76年5月27日ロジャーに次いで3人目だ。これで今季の村上は初回の成績が54打数20安打、8本塁打、30打点、打率3割7分と、初回によく打っている。