引退表明の阪神俊介が1番左翼で2軍戦出場 第1打席では応援歌も

ウエスタン・リーグ阪神対オリックス ウエスタン・リーグを制し、スタンドのファンにあいさつする平田2軍監督(左)は引退を表明した俊介を紹介する(撮影・上山淳一)

<ウエスタン・リーグ:阪神-オリックス>◇25日◇甲子園

今季限りでの引退を表明している阪神俊介外野手(34)が「1番左翼」でウエスタン・リーグ、オリックス戦(甲子園)に出場した。

大きな拍手とともに1回先頭の第1打席へ入った。普段の2軍戦では流れないが、特別に応援歌も場内スピーカーから流された。オリックス先発の東晃平投手(21)と対戦。カウント0-1から、直球で遊ゴロに仕留められた。

第2打席は3回無死一、三塁。東の直球を逆方向へ打ち返したが、二塁併殺打となった。俊介に打点は記録されないが、この一打でチームは先制した。4回からは右翼へシートを変更した。