今季限り引退の阪神俊介、ファンの前で感謝の1本、場内拍手で沸く 2軍戦

ウエスタン・リーグ阪神対オリックス 阪神対オリックス 3回裏阪神無死一、三塁、俊介の二ゴロ併殺打の間に1点先制(撮影・滝沢美穂子)(撮影・滝沢美穂子)

<ウエスタン・リーグ:阪神2-2オリックス>◇25日◇甲子園

今季限りで現役を引退する阪神俊介外野手(34)が「1番左翼」でオリックス戦に出場し、甲子園のファンの前で感謝の1本を放った。

4打席安打なしで迎えた、2-2の10回無死一塁。オリックス斎藤網記投手(24)の初球を捉え、ライナーで中堅左寄りにはじき返した。果敢に狙った二塁で憤死したが、場内は大きな拍手で沸き、俊介も笑顔でヘルメットを脱いで歓声に応えた。安打となったボールは一塁側の阪神ベンチに送られた。