<オリックス1-1楽天>◇26日◇京セラドーム大阪
楽天が9回に追いつき、今季14度目の引き分けに持ち込んだ。2位オリックスとの3連戦を1勝1敗1分けとし、2・5ゲーム差を維持した。
0-0の7回に先発田中将がこの日3度目の暴投で1点の先制を許した。それでも9回、先頭岡島が二塁打で出塁し、茂木が同点適時打。なおも1死二、三塁としたが、オコエ、山崎剛が凡退した。
この日勝利した首位ロッテとは5・5ゲーム差、4位ソフトバンクとは1・5ゲーム差。
以下、石井一久GM兼監督(48)の試合後の一問一答。
-9回に追いつき引き分け
追い越せればよかったですけど、あそこ(1死二、三塁、打者オコエ)でいろんなケースが考えられた。結果的にスクイズまでの頭は入れたんですけど、しなくてよかったかなと思います。ボールカウントで全部難しいボールだった。オコエが何とか、と思った中で、オコエもしっかりとアプローチをしながらやってくれたんですけど、結果三振でしたけど、しょうがないかなと思います。
-序盤に3併殺で好機をつくれなかった
それは結果ですから。あそこ(3回無死一塁で辰己)は序盤なので、2点を取りにいった。(4回無死一塁で)浅村にあの序盤で、というところ。(5回無死一、二塁で炭谷の)送りバントのところはちょっと正直過ぎたかなと思います。ファーストストライクでコースを狙ってもいいところ。
-田中将は7回1失点
「チームが勝てる可能性があるピッチング」より、今日はワンランク上の「勝つピッチング」をしてくれたんじゃないかなと思います。
-失点につながった暴投は低めを狙った結果
あの軌道にしたらちょっとバウンドが上がった。キャッチャーもなかなかブロッキングの態勢に入れなかった。あのままの軌道でいったら抑えられたかもしれないですけど、ちょっとバウンドが変わりましたね。でも基本的には低くいくことがセオリーで言えば、しっかりとそこに投げきろうという目的意識がないよりはいいと思います。
-オリックスとの3連戦は1勝1敗1分けと負け越さなかった
そこはもちろんここからの3連戦は大前提になる。いろんな反省がありますけど、最後同点でゲームを終われたことは最低限かなと思います。何とかひっくり返していければよかったですけど。