巨人戸郷翔征4回途中4失点KO「良い流れ作れず」初回3連打浴び2失点

広島対巨人 4回途中、降板する巨人戸郷(撮影・足立雅史)

<広島-巨人>◇9日◇マツダスタジアム

巨人戸郷翔征投手(21)が4回途中5安打4失点でKOされた。1回、2死から西川、鈴木誠、坂倉のクリーンアップに3連打を浴びて2点を献上。

2回は3者連続三振で立て直したかに見えたが、3回に先頭の宇草の三塁打から1点を失った。4回には四球と右前打で無死一、三塁のピンチを招き、82球で降板が告げられた。表情を変えず、ゆっくりとベンチに歩いて戻っていった。7敗目を喫し、自己最多の2ケタ10勝目とはならなかった。「良い流れを作れなかったので、申し訳ないです」とコメントした。

戸郷は今季、チーム2位の9勝を挙げて先発ローテーションを支えているが、後半戦はここまで10試合に先発し、1勝にとどまっている。