阪神アルカンタラ「大事な場面で送り出してくれた」信頼に応える1回無失点

ヤクルト対阪神 6回裏、阪神2番手で登板するアルカンタラ(撮影・加藤哉)

<ヤクルト1-2阪神>◇9日◇神宮

阪神のラウル・アルカンタラ投手(28)が1回を無失点で切り抜け、中継ぎでは初となる3勝目を手にした。

同点の6回に2番手で登板。2死から西浦に右前打を浴び、代打宮本に四球を与え一、二塁を招いたが、塩見をスプリットで空振り三振に仕留めた。「すごく大事な場面で監督が信頼して送り出してくれたから、なんとかその信頼に応えて、いい状態で次のピッチャーにつなぎたいという思いだったよ」。前カードDeNA戦では6、7日と連投し、ともにホールドを記録。リーグ終盤戦に入ってブルペンでの存在感が増している。