西武育成2位の関根学園・滝澤「まだまだ足りないところが多い」

筋トレに励む関根学園・滝澤

プロ野球ドラフト会議(11日)で西武の育成2位指名を受けた、関根学園(新潟)の滝澤夏央内野手(3年)が一夜明けた12日、練習を行った。

念願の指名を受け、滝澤の気持ちは固まった。「まだまだ足りないところが多い。全体的にレベルアップしないと」。この日は筋トレと打撃練習で汗を流した。7月に部活を引退後も後輩たちに入って練習を続けてきたが、プロ入りがはっきりした今、「もっとしっかりやらないと」と気合が入る。

11日の指名後、LINEに150通の祝福メッセージが入っていた。すべてに返信し、就寝したのは午前1時。「なかなか寝付けなかった」と、思っていた以上に気持ちは高ぶっていた。ただ、それも終わった。

164センチの小兵だが、スピーディーな動きと堅守、巧打は北信越トップクラス。今後は参考にしている西武源田らの動画をあらためて見直し、土台を固めるつもりだ。「トップレベルの選手が意識していることを確認したい」。ひと息つく間もなく、入団に向けた準備を始めた。