阪神14年ぶりに「伝統の一戦」シーズン勝ち越し 青柳初タイトルへ前進

巨人対阪神 試合後、スアレス(右)からウイニングボールを受け取る青柳(撮影・狩俣裕三)

<巨人1-2阪神>◇12日◇東京ドーム

2位阪神が接戦を制し、14年ぶりに「伝統の一戦」のシーズン勝ち越しを決めた。

2回2死満塁で1番近本が2点適時打を放ち先制。投げては先発青柳が7回1失点の好投で2番手岩崎、守護神スアレスとつなぎ、敵地3連戦の初戦を取った。

青柳はこれでハーラー単独トップの12勝目。プロ6年目で初のタイトル獲得へ前進した。ドラフト会議から一夜明け、逆転優勝へ負けられない戦いが続く虎の先輩たちが、意地の1勝をつかんだ。