日本ハム斎藤佑樹「最後の最後までみんなに迷惑をかけて」涙の最終登板

日本ハム対オリックス 最後の登板を終えスタンド応援席のファンに手を振りながらベンチに戻る日本ハム斎藤(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム-オリックス>◇17日◇札幌ドーム

日本ハム斎藤佑樹投手が4-3の7回無死から2番手で現役最後の登板。名前がコールされ、入団当初に使っていた登場曲NYCの「勇気100%」が流れると場内は大きな拍手に包まれた。

福田に対し1-2と追い込むも粘られ、最後は3-2からの7球目、125キロのツーシームが外角に外れ四球。打者1人でベンチに戻り栗山監督と言葉を交わすと、涙を流した。登板後は「最後の最後までみんなに迷惑をかけてしまいました。瑞輝(堀)が抑えてあの回をしのいでくれたので本当によかったです。ファンの方々の拍手が、最後投げる力の後押しをしてくれました」とコメントした。