西武2位の筑波大・佐藤隼輔が復帰登板で4回5失点「仲間に申し訳ない」

武蔵大対筑波大 力投する筑波大・佐藤隼(撮影・野上伸悟)

<首都大学野球:武蔵大5-2筑波大>◇第6週第2日◇23日◇バッティングパレス相石ひらつか

西武からドラフト2位指名を受けた最速152キロ左腕の筑波大・佐藤隼輔投手(4年=仙台)が、右内腹斜筋肉離れからの復帰登板を果たした。

立ち上がりは、2者連続三振。初回を無失点で抑えた。しかし2回に先頭を四球で出すと、先制点を許した。4回には、味方の失策もからみ4失点を喫した。 この日の最速は150キロをマーク。しかし、約1カ月半ぶりの実戦と間隔があいたことも影響して4回を被安打7の5奪三振、5失点だった。「体は問題なかった。打たれてしまい負け投手になったので、仲間に申し訳ない」と話した。

9月11日の秋季リーグ開幕戦東海大戦で先発したが、右内腹斜筋の肉離れ緊急降板した。リハビリを経てドラフト会議後、初のマウンドでもあったが「右打者の内角に投げきれなかった。内角直球でカウントを整えることができなかったのが、(敗戦の)原因だと思う」と分析していた。