“フライング”ヤクルト青木宣親「優勝という結果ほしかった。本当に格別」

DeNA対ヤクルト 阪神が敗れリーグ優勝が決まり、先頭でマウンドへ駆け出すヤクルト青木(手前)(撮影・鈴木みどり)

<DeNA1-5ヤクルト>◇26日◇横浜

チーム野手最年長の青木宣親外野手(39)が、会見に臨み、悲願の優勝に胸を熱くさせた。メジャーリーグでのプレーを経て、18年シーズンからヤクルトに復帰。「めちゃくちゃうれしいです。優勝という結果がほしかった。本当に格別です。ヤクルトが優勝できたことを本当にうれしく思います」と喜んだ。

喜びを示すように、優勝の瞬間は“フライング”した。電光掲示板に流れた阪神-中日戦を見守る中、9回2死から阪神大山がゴロを放った途端、一目散にマウンドへ。一塁に送球され、試合終了を確認すると、ナインが青木から数秒遅れて一斉にマウンドへ走って、歓喜の輪を作った。