ヤクルトが嶋基宏に選手兼任コーチ打診を検討 アドバイザー役も期待

ヤクルト嶋基宏(2020年10月17日撮影)

ヤクルトは嶋基宏捕手(36)に来季、選手兼任コーチで打診を検討していることが26日、分かった。

嶋は20年に楽天から移籍。今季は2年契約の最終年だった。今季は15試合の出場にとどまっているが、3月31日以降、シーズン中は1軍に帯同。中村が正捕手として活躍したが、古賀や内山壮ら若手の台頭を促すことも急務だ。

球団は嶋の野球に取り組む姿勢や、ベンチでの振る舞いを高く評価しており、来季も戦力としてとともに、アドバイザーとしての側面にも期待しているとみられる。

嶋は06年の大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天入団。野村克也氏、星野仙一氏ら名将の薫陶を受け、13年には正捕手で日本一に貢献。日本プロ野球選手会の会長も務めるなど、リーダーシップを発揮してきた。