「ドラゴンエクスプレス」が発車します。剛速球にご注意ください-。巨人にドラフト2位で指名を受けたJR東日本の山田龍聖投手(21)が28日、都内の同社で指名あいさつを受けた。最速153キロの快速左腕は「最終的にはローテーションに入って、10勝以上できるようにしたい」と行き先を設定した。
北陸新幹線かがやきで東京から約2時間の富山で生まれ育った。辰(たつ)年生まれと父・聖一さんの名前から「龍聖」と名付けられた。「強気、勝ち気な気持ちでやらなきゃいけないと、常々思っている」と自慢の直球で押す。試合中は、昨年12月に両親からもらった明治神宮のお守りを右の尻ポケットに忍ばせて勇気をもらう。
特急で追いかける。広島小園や中日根尾、巨人戸郷らと同じミレニアム世代。U18日本代表では、力の差を痛感した。同世代の輝きを横目に、社会人野球で1歩ずつ各駅停車でプロを目指してきた。「先にプロに入って活躍している。早く追いつけるように」。今季、急成長を遂げた「ドラゴンエクスプレス」が、プロの世界で全速前進する。【小早川宗一郎】