大記録達成なるか。東京6大学野球秋季リーグ戦は30日からの早慶戦を残すのみ。ポイントによる勝ち点5で4位の早大が首位慶大(勝ち点6)を上回るには、2連勝しかない。16日の明大戦から4番に座る今井脩斗内野手(4年=早大本庄)は「何としても慶応を倒して、優勝を絶対達成したい」と気合たっぷりに話した。
リーグ史に金字塔を打ち立てるチャンスだ。ここまで打率5割7分7厘、3本塁打、14打点で、戦後15人目の3冠王を狙える。しかも、慶大・喜多が01年秋に残した5割3分5厘のシーズン最高打率の更新も見える。それでも、レギュラー定着はこの秋という遅咲きのバットマンは「チームの勝ちが最優先。記録は二の次です。勝ちにつながる一打を出せれば」と変わらぬ姿勢を強調した。9回2死走者なしから大逆転した明大1回戦では、逆転の2点適時二塁打を放った。勝利のための仕事をする。
対する慶大の4番は、ソフトバンク2位指名の正木智也外野手(4年=慶応)。リーグ屈指の長距離砲も、今秋は打率1割台と苦しむ。本塁打も、まだない。「早稲田は彼(今井)のバッティングで勝った試合もあった。4番の仕事をしてるなと思います。対照的に、僕はあまり活躍できていない。早慶戦は彼(今井)より打って、チームを勝たせられる4番の役割を果たしたいです」と春秋連覇へ、負けるつもりはない。
早慶戦は、30、31日とも午後1時試合開始。【古川真弥】