巨人坂本勇人が帰ってきた 打撲から回復し、CSへ向けた実戦練習に参加

グラウンドに座る巨人坂本(2021年10月29日)

下克上日本一を目指す巨人に朗報だ。右手首付近の打撲の影響で慎重に調整を続けてきた坂本勇人内野手(32)が2日、全体練習で実施された1カ所打撃に参加した。四球、右直、見逃し三振と3打席無安打も、6日からのCSファーストステージ阪神戦(甲子園)に向け回復ぶりを示した。

全メニュー非公開と「カーテン」ならぬ「シャッター」が下ろされた東京ドームに、光明が差し込んでいた。坂本は10月16日広島戦で死球を受け、23日ヤクルト戦でCS進出を決めるまでは痛みをこらえてグラウンドに立ち続けた。24日以降は患部の回復を最優先に別調整。状態をチェックしながら強度を上げ、本番4日前の実戦形式の練習に間に合わせた。

「打席に立って投手のボールが見られたことがよかったです」。球団から発表されたコメントには、安堵(あんど)感がにじんでいた。

岡本和はコンディション調整で別メニューだが、シーズン終盤の大失速中に不振に陥っていた丸はデラロサから1発を放ち、ウィーラー、中島、亀井は二塁打。キャプテン完全合流に加え、明るい知らせも届いた。丸は「状態うんぬんよりも一戦必勝の気持ちを持ってCSまでの時間をしっかりと使いたい」と思いを代弁した。休養日を挟み、残り2日。勝ちどきを上げるべく、できる限りの準備を進めていく。【浜本卓也】