中央学院大が打撃戦制し19年ぶり神宮大会出場 2番武田登生4安打3打点

関東地区大学野球選手権 中央学院大対東海大 7回表中央学院大2死三塁、適時打を放つ武田(撮影・阿部泰斉)

<関東地区大学野球選手権大会:中央学院大9-5東海大>◇準決勝◇3日◇横浜

中央学院大が東海大を破り、19年ぶり3度目の明治神宮大会出場を決めた。両チーム合計26安打の打撃戦となった一戦。2番の武田登生主将(4年=中央学院)が、5打数4安打1本塁打3打点と大暴れした。

武田は初回1死、右越えに放った先制本塁打を振り返り「前日のデータから、抜けたスライダーを狙っていくと決めていました。その通りに一振りで決められたので、うれしいです」と、ハキハキと答えた。

菅原悦郎監督(60)は武田について「初回の本塁打でチームが『やれるかな』となりました。その後の適時打も含めて、さすが主将ですね」と、たたえた。神宮出場については「まだ明日1試合残ってますからね」と気を引き締めつつも、「19年ですか…。そんなにたつんですね。監督生活は長いですが、今でも選手に教わることばかりです」と感慨深げに話した。