中日の立浪和義新監督(52)が10年目の高橋周平内野手へ「3番」定着を指令した。
5日にナゴヤ球場で秋季キャンプ2日目が行われ、高橋周ら4人を「(来季)やってもらわなければならない強化選手」に認定し、午前8時半から早出でノックとフリー打撃で追い込んだ。他に京田と木下拓、A・マルティネスもいる中、「3番を打ってほしい。長打もないと相手に重圧がかからない。期待している」と熱を込め、打撃ケージ横で付きっきりで助言した。
約1時間にわたってみっちり指導。球団最多、プロ野球歴代8位の通算2480安打の指揮官は「ステップした右足と、手を遠く離れたところから振る。そうすることで、球を強くたたけるので強く飛ぶ。ボール球を振る確率も減り、芯に当たる確率も、強い打球を打てる確率も上がる」とその中身を説明した。
高橋周の本塁打は18年の11本が最多で、今年は5本。通算で53本ながら、立浪監督は「打球も含めて随分しっかりと強く振れる形というのはできつつある。彼は元々本塁打を打てる打者。20本は目指してほしい」と期待をかけた。高橋周も「ホームランや打点を増やしていかないといけないと思うので、一番の目標にしてやっていきたい」と受け止めた。新旧背番号「3」が二人三脚で強竜打線をけん引する。【伊東大介】
▽中日中村紀1軍打撃コーチ(高橋周について)「打撃の始動が遅かったので、早くするというテーマで教えている」