東農大・長谷川優也2番手登板で自己最長5回2/3を1安打無失点

東農大対拓大 力投する東農大・長谷川(撮影・野上伸悟

<東都大学野球2部:東農大2-2拓大>◇第5週第2日◇8日◇神宮

2年目へ向け、弾みをつける登板となった。東農大・長谷川優也投手(1年=日本文理)が0-2の2回2死一、二塁に2番手で登板。8回1死までロングリリーフし、1安打無失点に抑えた。

5回2/3は、リーグ戦自己最長。「行けるところまで、ということだったんですが、できるだけ長いイニングを投げたかった。0に抑えられて良かったです」と喜んだ。

高校時代は内野手と投手を兼ね、19年夏の甲子園に出場。登板もしたが、メインは野手だった。大学進学にあたり「投手の方が目立つ」と投手専念を志望。東農大の先輩投手たちから左足の使い方などを学び、最速は春の143キロから146キロにアップした。「投手だけになって、今までにない感覚です。いろいろ勉強できて楽しいです」と声を弾ませる。

この日は、今季最終戦だった。「高校の先輩も2人います。任されたイニングを投げようと思いました」。9回に同点に追い付いた後、最後の1イニングは、日本文理の先輩でもある稲垣豪人投手(4年)が締めた。勝ちはしなかったが、長谷川は無失点で先輩たちのラストゲーム引き分けに貢献した。

「来年は先発をやりたいです。変化球がまだまだなので、もっと冬に頑張りたい」と目標を掲げた。