ヤクルト奥川恭伸CS初戦先発へ 2戦2勝好相性のG倒で勢いつくる

キャッチボールするヤクルト奥川(撮影・河田真司)

今季飛躍した次世代エースが、決戦の初戦を担う。10日のファイナルステージ初戦に先発することが濃厚な奥川が、神宮外苑でブルペン入りし、調整を行った。10月26日のリーグ優勝決定時にはCSに向けて「まだ投げるか分からないが、投げる時は勝利に貢献できるように頑張りたい」と話していた意気込みを現実にする。

今季はプロ初勝利を含む、チームトップタイの9勝。中10日の間隔を空けながらローテーションを守り、6年ぶりの優勝を支えた。次は20年ぶりの日本一へ。2つの吉兆データが、好投を予感させる。1つは本拠地での成績。神宮では全18登板中8試合に登板し、5勝を挙げた。慣れ親しんだマウンドでの大一番。いつも掲げる「6回2失点」の投球を目指し、いつも通りの投球を心がける。2つ目は2戦2勝の対巨人成績。チームは今季11勝11敗3分けと互角の戦いの相手に、不敗で貯金を作った。

2年目のシーズンを振り返り「間隔を空けながらだが、しっかり投げられているところが成長した部分」とうなずく。実戦は10月29日広島戦以来、中11日でのマウンドとなる。いつも通りの調整を行い、初戦白星でチームに勢いをもたらす。【湯本勝大】

◆CSファイナルステージの主なルール シーズン優勝球団とファーストステージの勝者が6試合制で対戦。先に4勝したチームが日本シリーズに進出する。シーズン優勝球団には1勝のアドバンテージが与えられ、全試合ホームで開催。引き分けが生じた場合、引き分けを除く勝利数が同じならシーズン優勝球団が進出する。延長戦は行わず、9回終了時に同点の場合は引き分け。9回表終了時や9回裏の攻撃中に後攻のステージ勝ち上がりが確定した場合、その時点でコールドゲームとなる。