【アクシデント】ロッテ美馬学が緊急降板 ライナー直撃、足引きずりベンチ

オリックス対ロッテ 6回裏オリックス2死、投手強襲の内野安打を放つ吉田正。投手美馬(撮影・前田充)

<パ・CSファイナルステージ:オリックス2-0ロッテ>◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪

ロッテ先発の美馬学投手(35)が思わぬアクシデントで緊急降板した。

6回2死。カウント1ー2からの4球目。3番吉田正尚外野手(28)の強烈なライナーが右膝上に直撃。そのまま足を引きずりながら、ベンチに下がった。これまで4安打、無失点と好投していたが、交代を余儀なくされた。

本当の悲劇は、その直後だった。吉田を一塁に残し、2番手として東妻勇輔投手(25)が急きょ登板。その初球。杉本裕太郎外野手(30)に左翼へ先制2ランを許した。まさかの展開で均衡は破られた。

美馬は「アクシデントでの降板となってしまい後のピッチャーに迷惑をかけてしまいました。今日は最初から全力で行けるところまでと思っていたので、イメージ通りにはいけたかなと思いますが、あそこは投げ切らないといけなかったと思います。チームの逆転を信じてあとは応援します」とコメントした。

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