ロッテ岩下大輝、悔しい被弾「爪が割れた後ちょっと簡単に入ってしまった」

オリックス対ロッテ 6回裏オリックス1死一塁、宗に逆転の右越え2点本塁打を打たれた岩下(撮影・前岡正明)

<パ・CSファイナルステージ:オリックス3-3ロッテ>◇第3戦◇12日◇京セラドーム大阪

約1カ月ぶりの先発登板だったロッテ岩下大輝投手(25)は、悔しい1発を浴びての降板となった。

5回まで1安打無失点と好投。6回1死、オリックス福田に右前打を打たれたところで右手を気にするそぶりを見せ、治療のためベンチに下がった。

まもなくマウンドに戻ったが、初球フォークを宗に一時逆転の2ランとされた。「試合の入りと、先制点を取った後の守りはうまく集中できていてよかったのですが、最後の詰めが甘くなってしまいました。そこはよくないこと。爪が割れた後、ちょっと簡単に入ってしまった。もっと慎重にいくべきでした。絶対に負けられない戦いでの失投、失点はチームに申し訳なく思います」と話した。

シーズン終盤からリリーフ待機していたため、先発は10月15日のソフトバンク戦以来だった。

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