奥川の名前聞いて崩れ落ちる ヤクルト塩見泰隆MVP逃し「及ばなかった」

最優秀選手賞に奥川の名前がアナウンスされ崩れる塩見(左から2人目)と村上(撮影・河田真司)

<セ・CSファイナルステージ:ヤクルト2-2巨人>◇第3戦◇12日◇神宮

塩見泰隆外野手(28)が、奥川に脱帽した。

第1戦、第2戦とお立ち台に上がり、日本シリーズ進出に大きく貢献。ナインがマウンド付近に一列で並ぶ中、「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」の最優秀選手賞が発表された。1戦、第2戦とお立ち台に上がった塩見はMVPを確信? 「(山田)哲人さんに『塩見らしいよ』と言われてあおられた」。マウンドに選手たちが一列に並び、最優秀選手賞に奥川の名前が呼ばれた瞬間、隣の村上とともにその場に崩れ落ちた。

MVPの奥川について塩見は「奥川の投球がすごすぎるというところで、僕は及ばなかった」と選出に納得していた。