巨人元木ヘッド「一皮二皮むけなきゃ」11打数7三振の松原の奮起期待

CSファイナル ヤクルト対巨人  4回表巨人無死一、三塁、打者松原のとき二塁盗塁を決める一塁走者広岡(撮影・加藤哉)

<セ・CSファイナルステージ:ヤクルト2-2巨人>◇第3戦◇12日◇神宮

巨人元木大介ヘッドコーチ(49)が、松原の奮起に期待した。

CSファイナルステージでは連敗で迎えたこの日、引き分けに終わり、敗退が決定。ファーストステージでは8打数3安打の松原がファイナルステージでは、11打数無安打7三振に終わった。同ヘッドコーチは「機能しなかったね。(松原)聖弥も1年間頑張ってきて、(ファーストステージの)タイガース戦もよく打って、(ファイナルステージの)スワローズ戦ではノーヒットだからね。そこで打てるかどうか。一皮二皮むけなきゃいけない」とさらなる成長を求めた。

この舞台での経験が松原を変える。「今、悔しい思いをしているだろうから、逆に来年楽しみになる」と奮起を予感している。

来季は、原監督、阿部1軍作戦コーチとともに、チームの中心として再建を任される。「もちろん、巨人軍のヘッドコーチとしてやらなきゃいけない」と引き締めた。

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