慶大・増居翔太「負けたら終わりの緊張感に動揺しないよう」明治神宮大会へ

慶大対JR東日本 先発で2回2安打無失点に抑えた慶大・増居(撮影・古川真弥)

<オープン戦:慶大5-4JR東日本>◇16日◇JR東日本グラウンド

慶大は増居翔太投手(3年=彦根東)が先発し、2回2安打無失点に抑えた。

走者を出しても落ち着いていた。初回、先頭に初球を中前打とされ、送られ1死二塁。だが「1人1人のバッターと向き合って抑えようと思いました。打たれても、次のバッターと思って」。3番を二飛。最後は、4番をチェンジアップで空振り三振に仕留めた。2回は1死から安打を打たれたが、後続を断った。

リーグ戦の早慶戦で投げて以来の登板だった。20日開幕の明治神宮大会へ向け「春の全国(選手権)と一緒。負けたら終わりの緊張感に動揺しないよう、準備できればいい」と落ち着いた様子で話していた。