西武松井稼頭央ヘッド「やる、やらないの差は出てくる」オフの重要性説く

バットを手に選手を指導する西武松井ヘッドコーチ(撮影

西武の松井稼頭央ヘッドコーチ(46)は最下位からの再建に「オフの過ごし方」の重要性を説く。

「これから常勝チームを作っていく中で、若い力は必要になってくる」と話し、秋季練習が終わった後の過ごし方の大切さを強調した。

「大事ですよね。やっぱり、そこの約2カ月。やる、やらないの差は出てくる。黙々とやれる期間でもあるし、一番自分と向き合える時間でもあるし、本当に自分との闘いですよね」

チーム練習はなく、自由な時間が増える分、その差は開きやすくもなる。特に若手に関しては、来春のキャンプでいいスタートを切るためにも、どんなオフを過ごすかの意味は大きい。「集まった時に他の選手と差を出せるか、違いを出せるかがアピールになってくる」と話した。

今季シーズン中までの2軍監督から、1軍ヘッドコーチとなった。辻監督にも「1、2軍全員を見ていただきたい」とお願いし、チーム内競争を促す。明日25日に最終日を迎える秋季練習については「天気にも恵まれた。順調にできたのではないか」と納得の表情。それを生かすためにも、充実のオフを求めていく。【上田悠太】

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