ヤクルト青木宣親おとこ気のフェアプレー ファウルを自己申告

ヤクルト対オリックス 7回裏ヤクルト2死、死球を受けたかに見えたがバットに当たったことを自ら球審に伝える青木(撮影・垰建太)

<SMBC日本シリーズ2021:ヤクルト2-1オリックス>◇第4戦◇24日◇東京ドーム

ヤクルト青木宣親外野手(39)がおとこ気のフェアプレーを見せた。

2-1で迎えた7回2死の第4打席、カウント1-2からオリックス富山の内角直球に、打席で背中から倒れた。死球かと思われたが、白井球審にグリップに当たったと自己申告。ファウルとなり、そのまま打席に立った。続く6球目フォークを打って、遊ゴロに倒れた。

申告しなければ出塁のチャンスだったが、百戦錬磨のベテランらしいおとこ気を見せた。

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