DeNA関根大気、倍増以上の2200万円 2年連続開幕スタメン誓う

DeNA関根大気(2021年4月1日)

DeNA関根大気外野手(26)が25日、横浜市内で契約更改交渉に臨み、年俸1000万円から1200万円アップの2200万円でサインした。「自分としては使っていただいて、幸せな時間でしたが、結果に結び付けられなかった。リハビリからしっかり取り組みたい」と話した。

結婚して心機一転となったプロ8年目の今季は、初めて開幕スタメンに2番右翼で名を連ねた。自身最多となる103試合に出場し、124打数28安打1本塁打4打点2盗塁、打率は2割2分6厘だった。4月9日の阪神戦では6年ぶりの本塁打を放った。タイラー・オースティン外野手(30)の復帰後は、主に代打や代走、守備固めとして渋い働きを見せていた。

昨年はプロ入り後、初めて1軍出場機会がなかった。三浦大輔監督(47)が率いた2軍では54試合で打率3割1厘、2本塁打、15打点と活躍しており、悔しいシーズンを過ごしていた。「今年はかなり使っていただいた。(来季は)結果を残して使わざるをえないとしないといけない」と話した。

1日には右肩の烏口突起(うこうとっき)移行術を受けた。現在はリハビリ中だが、キャンプまでには完治する見込み。「2月1日から僕自身が勝負できるように今からやっていく」。狙うは2年連続の開幕スタメン。「今年は開幕スタメンで出させていただいた。いい選手がなると思うが、結果を出した選手がなると思うので、目指していきたい」と目を輝かせた。【斎藤直樹】

(金額は推定)