<SMBC日本シリーズ2021:ヤクルト5-6オリックス>◇第5戦◇25日◇東京ドーム
<SMBC日本シリーズ2021:ヤクルト-オリックス>◇第5戦◇25日◇東京ドーム
先制を許したオリックスが4番杉本裕太郎外野手(30)の執念の適時打で同点に追いついた。
0-1の4回2死。吉田正尚外野手(28)がヤクルト先発原樹理投手(28)から右翼線へ二塁打を放ち、2死二塁と好機をつくった。
続く杉本はフルカウントから外角低めの際どいコースのスライダーにくらいついた。体勢を崩されながらも中前にはじき返し、二塁走者吉田正が本塁へスライディング。クロスプレーになったが、審判の両手は広がった。
杉本は「なんとか(二塁走者の吉田)正尚をかえすことだけ考えて打席に入っていました。振りすぎないように意識していましたし、いいところに飛んでくれました」とコメントした。