日本ハム清宮やせた「キャンプ前からだったら5、6キロですかね」一問一答

契約更改を終えオンライン取材に臨む日本ハム清宮(球団提供)

契約を更改した日本ハム清宮幸太郎内野手(22)の主な一問一答は以下の通り。

-契約更改金額は

下がりました、はい。

-この1年どう受け止めている

球団の方からは、この1年は成長のために清宮にあげた1年のようなものだから、という風に言われてですね、自分の中でもいろいろなことをまとめていた1年だったので、やっぱりこれから活躍したときに、あの1年があったと思えるようにしなければいけないと思っています。

-監督交代した来年は

やっぱり栗山さんもお辞めになって、新しく稲葉さんだったりビッグボスだったり、ファイターズが変わろうとしているので、自分もそれに追随して変わらないといけないと思います。4年間、栗山さんにはたくさんお世話になりっぱなしで、全く恩は返せなかったので、その恩を返すためにも絶対また来年勝負だと思っています。

-改めて新庄監督の印象は

自分が言うのもなんですけど、やっぱり心をつかむのが上手だなというか、勝手に見入ってしまうというか、聞き入ってしまうというか、吸い込まれるような雰囲気というか、力があると思います。僕たちは心がつかまれているような感じがします。

-減量については

すごく後出しみたいな感じですけど、僕はちょうどこのオフ、絞っていこうかなとは思っていたので、後押ししていただいたというか、より1歩踏み出しやすくなったというか、自分の中ですんなり入ってきました。

-どうしぼっていきたい

やっぱり一番気になるというか、減量するにあたって嫌なことというか、筋肉量が減ってしまうのが減量する時のデメリット。気をつけないといけないと思っているので、どう体脂肪だけ頑張って落とせるか。筋量は維持しつつ、多少はそれでも落ちてしまうと思いますけど、食事や栄養をしっかりとりながら、摂取カロリーと消費カロリーのバランスだったり、いろんなところを気をつけながらやっています。

-今は何キロやせた

(新庄監督に)会ったときが何キロか覚えてはないですが、キャンプ前からだったら、5、6キロですかね。でも皆さんの5、6キロと僕の5、6キロはたぶん違うので。

-そこは受け止めてと

いや、そうじゃなくて、僕の方が簡単ですよ、ということです。割合的に。皆さんは65キロくらいだと思いますけど。あ、ウソです(笑い)。

-10キロ以上落としたい

この前、鎌ケ谷でお会いした時に、あと4、5キロくらいはいこうかという話でした。自分では、今まで経験したことのない体重ですが、戻そうと思えばいつでも戻せると思っています。そこまでいってみれば全然ありかなと思います。ただ、今まで経験したことないスピード感だったり、キレとかが出てきてしまうと思うので、ケガとか、スピードについていけなくて膝とか靱帯(じんたい)とか捻挫とか、そういうところには気をつけたいです。

-ホームランへの思い

自分の取りえなので。それがなくなってしまうと自分じゃなくなってしまうと思う。新庄さんもおっしゃっていたように、明らかに昔の方が打球も飛んでいた。それがなぜなのかは、体重は正直1年目と今と変わらないので、体重に原因があるのかは分からないですけど、いろんな策というか説を自分の中に持ちながら、試して体重が落ちたら伸びるかもしれないですし、いろいろチャレンジしたいと思います。

-来季の目標は

正直自分の中では、目標が小さくてもつまらないと思っています。現状からはほど遠いですけど、ホームラン30本を打てるくらいを想像しながらやっていかないと、この世界では生き残れない。ホームラン30本は、はたから見たら普通じゃないかと思われるかもしれないですけど、今の自分の中では相当大きなものなので、そこを目指してやりたいと思います。

-しぼろうと思っていた理由は

去年や今年がすごく増量して入った。

-どのくらい?

今より10キロくらい重かったですね。ただ自分の中で思い描いていたのとは違った。

-思ったのはシーズンの後半くらい?

いや、そうですね。脱いだときにマンチュウ(万波)とか野村とかもすごいアスリートっぽい体なんすよ。(西川)遥輝さんとかも。やっぱりそれ、かっこいいじゃないですか。

-目指す理想は

球団の人には「太川」だと言われているので、まずは「中川」くらいで。

-キャンプの時はスリムな清宮を期待してよいか

細川になれるかは分かりませんが、はい。でも、誰が見ても変わったなと言われるように。体つきだけではなく、いろいろな部分で変わったなと思われるように過ごしたいと思います。

-気持ちの面での変化は

先ほどもちょっと言いましたけど、自分たちを取り巻く環境が少しずつ変わってきている。栗山さんがお辞めになって、新庄さんになってみたいな。そういう中で覚悟じゃないですけど、来年に向ける気持ちが芽生えました。