巨人長嶋終身名誉監督「野球界のために尽くします」文化勲章受章を祝う会

「長嶋茂雄氏の文化勲章受章をお祝いする会」で記念写真に納まる、前列左から岸田首相、巨人長嶋終身名誉監督、読売新聞グループ本社渡辺代表取締役主筆。後列左から燦燦会御手洗会長、巨人山口オーナー、森喜朗・元首相、ソフトバンク球団王会長、読売新聞グループ本社老川代表取締役会長、読売新聞東京本社村岡代表取締役副社長(代表撮影)

巨人長嶋茂雄終身名誉監督(85)の文化勲章受章を祝う会が6日、東京都内で開催された。渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(95)やソフトバンク王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(81)、岸田文雄首相(64)、森喜朗元首相(84)、御手洗冨士夫燦燦会会長(86)、巨人の山口寿一オーナー(64)らが参加した。

岸田首相からお祝いのあいさつを受けた長嶋氏は「親しい皆さんからお祝いの言葉を直接おうかがいして感激しました。このような会を開いていただいたことに感謝します。野球界では初の文化勲章受章となり、野球に打ち込んできたことが評価されたことは光栄です。今後も野球界のために一生懸命、尽くします」とコメントした。

渡辺恒雄氏は主催者を代表し「野球界初の受章、おめでとうございます。長嶋さんは私が読売新聞に入社した8年後に読売巨人軍に入団し、以来60年余、まさに命をかけて野球文化・スポーツの振興に尽くしてこられました。私の95年のこれまでの人生の中で、最も心に残る人物の1人であります。本日は受章をお祝いすることができ、大変うれしく思います」と祝福した。

王貞治氏も「野球を一緒にやってきた者としてこんなにうれしいことはありません。国民全員が喜んだと思います。これからも野球界、そしてスポーツを愛好する人たちのために元気な、大きな存在として輝いていてください」とコメントを寄せた。