南海、ヤクルト、阪神、楽天で指揮を執り、昨年2月11日に84歳で死去した故野村克也さんをしのぶ会が11日、神宮球場で行われ、関係者約600人が参列した。ヤクルト高津臣吾監督(53)は、弔辞を読んだ。
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元ヤクルトの古田敦也氏(56)は財産を受け継ぐ。現役時代、ミーティングで野村さんの教えを書き込んだノートを今でも保管。臨時コーチとして参加した今春のキャンプには、読み返してから臨んだ。「それが財産。監督にこんなことを言われたなと見返せばすぐに出てくる」。30年前の内容を、現在の選手たちに伝わりやすいように言葉を変換。自身の経験も踏まえてアレンジして伝えてきた。
弔辞ではヤクルト高津監督や阪神矢野監督、東京五輪金メダルの稲葉監督と野村氏の教え子の名を挙げ、“人を残す”功績に敬意を表した。薫陶を受けた教え子が指導者になることが多いことについて触れ、最後は自らの決意を表明。「我々残った者は、監督の思いをしっかり引き継ぎ、これからも球界発展のために尽力していきたい」と力強く宣言し、祭壇へ深々と頭を下げた。