日本ハム今川優馬「僕の中でレジェンド」プロの心構え学んだ引退鶴岡に感謝

鎌ケ谷で自主練習した日本ハム今川(撮影・木下大輔)

日本ハムの選手兼ファンクラブ会員である今川優馬外野手(24)が13日、現役引退を発表した鶴岡慎也捕手(40)に感謝の思いを明かした。

2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で取材に応じた今川は「やっぱ一ファンとして、少し寂しいです。少しというか、かなり寂しいです。一時代のファイターズを築いてきた…今ももちろんそうです。本当、僕の中ではレジェンドの1人なので」と、残念がった。

札幌出身で、来季で16年目を迎える現役ファンクラブ会員の今川にとって、鶴岡は何度も感動させてくれた1人だ。「僕が見ていた時(のイメージ)は、ダルビッシュさんの球を受けている鶴岡さん、だった」。今はメジャーで大活躍するダルビッシュとのバッテリーで何度も勝利の喜びをファンに与えてくれた。ファンの1人として、そんな感謝の思いは尽きない。

今季は夢見てきた日本ハムの選手となり、憧れの鶴岡と一緒にプレーした。一選手としても心に刻む姿がある。「鶴岡さんは誰よりも早くグラウンドに入って、ずっと体を動かしていた。誰よりも練習しているなと思いましたし、脱いだら体もすごい。あれだけの人があれだけやっているのに、僕らがこのままではダメだなと、常々気付かされた方」と、プロとしての心構えを学んだ。

心に刻む言葉もある。「1軍に上がった時に『社会人でも出来ていたんだから。2軍でも結果を出しているし、慣れてきたら絶対に結果も出てくる。焦らないで、お前はお前らしく思いきってやれ』と声をかけてくださった。すごく僕も勇気が出ました。後押ししてくれたひと言が大きかったです」。

一緒にプレーできたのは1年間だけだったが、その存在の大きさを実感した1年間でもあった。「まずは結果を出して。鶴岡さんも絶対、ファイターズは頑張ってほしいと思っていると思うので、ファイターズの勝利に貢献できるように頑張っていきたいです」。レジェンドの節目の日に、生粋の道産子である今川も決意を新たにした。【木下大輔】